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掲載内容一部抜粋
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内田会計グループ 代表 税理士 内田 佳伯
早めの相談が大事です ~M&Aの実際~
梅雨明けとともに本格的な夏を迎える季節となりました。今年の夏も猛暑の予報となっているようですが、近年は毎年猛暑が予想されており、今ではあまり驚きもありません。今年に入り、気象庁が正式に、気温35度以上の「猛暑日」を上回る表現として、40度以上の日を「酷暑日」と定めました。夏の暑さも、以前とは異なってきているといえます。皆様も暑さによる体調不良には十分お気をつけください。
ここ1〜2年で、事業承継に関するご相談が急増している印象があります。特に、後継者不在による第三者への承継、いわゆるM&Aに関するご相談が増えています。これまでもM&Aについて情報提供をしてきましたが、実際に行動に移される方は多くありませんでした。しかし、いよいよ決断せざるを得ない状況となり、ご相談に来られる方が増えています。そこで今回は、M&Aについてお伝えしたいと思います。
まずお伝えしておきたいのは、M&Aには時間がかかるという点です。希望に合う相手先が見つかるかどうかは、運やタイミングに左右される要素が大きいのが実情です。一定の強みを持つ会社であっても、おおよそ1年程度は見込む必要があり、条件に満足できる相手を見つけるには、4〜5年かかる可能性もあります。また、譲渡先が決まったとしても、現経営者がすぐに引退できるとは限りません。ノウハウや人脈の引き継ぎ、従業員の安心のため、M&A後も1年程度は現経営者には会社に残ってほしいと希望する譲受企業が多いのが実情です。
そのため、現経営者の体力的な限界や体調不良をきっかけに、「早急に引受先を探してほしい」といったご相談の場合、相手先の選定が難しくなるだけでなく、仮に見つかったとしても、条件面で大きく妥協せざるを得ない可能性があります。
また、近年はM&A仲介業者が乱立しています。皆様の会社にも、さまざまな会社からDMが届いているのではないでしょうか。中には悪質な業者も存在するといわれています。DMを見てすぐに連絡をする前に、ぜひ一度弊社にご相談いただければと思います。弊社ではこれまで、実績と信用のあるM&A業者を選定し、実際に共同で業務を行ってきましたので、安心できる業者をご紹介することが可能です。
とにかくM&Aについては、早めのご相談が重要です。経営者自身が元気に働けており、経営も順調な時期に次代のことを考えるのは難しいかもしれません。しかし、そのような時期にこそ、後継者について具体的に検討していただきたいと思います。