前回の記事では、Kintoneの画面作成についてご紹介し、「自分たちの業務に合わせてアプリを作れる」点をご理解いただけたのではないかと思います。
今回はその次のステップとして、「蓄積したデータをどのように活用するか」というテーマで、Kintoneの集計・グラフ化機能についてご紹介します。
蓄積データを活かすKintone
日々の業務で入力されたデータは、蓄積されるだけでは価値を十分に発揮できません。重要なのは、そのデータを「見える化」し、状況把握や意思決定に役立てることです。Kintoneでは、専門的な知識がなくても、登録されたデータをもとに簡単に集計やグラフ表示を行うことができます。
例えば、経費精算アプリであれば、「月別の申請件数」や「部門ごとの経費合計」、さらには「経費の内訳(交通費・宿泊費など)」といった情報を自動で集計できます。これらはボタン操作だけでグラフ化でき、棒グラフや円グラフとして視覚的に確認することが可能です。Excelで手作業の集計やグラフ作成を行っていた場合と比較すると、大幅な作業時間の削減につながります。
また、Kintoneのグラフは常に最新のデータに連動しているため、「集計し直す」という作業が不要になります。誰かが新しくデータを登録すれば、自動的にグラフへ反映されるため、リアルタイムで状況を把握できる点も大きなメリットです。これにより、集計作業そのものに時間をかけるのではなく、「データをどう活用するか」という本来重要な業務に集中できるようになります。
さらに、条件を指定した絞り込みも簡単に行えます。例えば「特定の期間だけを見る」「特定の担当者のデータだけを確認する」といった分析も数クリックで実現でき、必要な情報にすぐたどり着けます。こうした機能は、日々の業務改善だけでなく、報告資料の作成や会議での共有にも役立ちます。
デモ動画(YouTube)
Kintoneは「入力の仕組みを作るツール」であると同時に、「データを活用するためのツール」でもあります。まずは日々の業務データを蓄積し、その上で集計・可視化を行うことで、これまで見えていなかった課題や傾向に気づくきっかけにもなります。
「データはあるけれど活用しきれていない」「集計に時間がかかっている」といったお悩みがあれば、ぜひKintoneの活用をご検討ください。今後も、皆さまの業務改善につながる情報を引き続きご紹介していきます。