地方厚生局より令和6年度長崎県内の保険医療機関等の診療科別平均点数一覧表が公開されましたので、いくつか抜粋して令和5年度と比較をしていきます。
診療科 | 令和5年度平均点数 | 令和6年度平均点数 | 増減差額 |
一般病院 | 54,535点 | 55,570点 | +1,035点 |
内科(人工透析有) | 5,395点 | 5,241点 | △154点 |
内科(人工透析有以外(その他)) | 1,242点 | 1,241点 | △1点 |
小児科 | 1,394点 | 1,164点 | △230点 |
皮膚科 | 579点 | 567点 | △12点 |
産婦人科 | 950点 | 1,018点 | +68点 |
眼科 | 925点 | 965点 | +40点 |
耳鼻咽喉科 | 704点 | 679点 | △25点 |
歯科 | 1,275点 | 1,263点 | △12点 |
こちらには載せていませんが、精神・神経科、外科、整形外科は平均点数の増減はございませんでした。
比較してみると、小児科は大きく点数が減少しております。院内トリアージ実施料が令和5年10月より半減したことが大きな要因かと思います。
内科(人工透析有)も大きく減少していますが、一般病院は令和5年度と比べ増加していました。産婦人科、眼科も令和5年度と比べ点数が増加しております。
ただ、こちらの点数は院内処方を行っている病院又は診療所の平均のため、院外処方の医院は平均点数よりマイナスしたものと比較する必要があります。
自院と平均との比較や厚生局からの指導を回避するためにも参考にしていただければ幸いです。
参考
厚生労働省 九州厚生局 九州厚生局管内の診療科別平均点数一覧表