ダイレクト納付（e-Taxによる口座振替）を始めてみませんか？

電子納税とは、国税の納付手続を納付書を使わずに、自宅や事務所からパソコンやインターネットバンキングなどを利用して納税を行う仕組みです。
電子納税には「ダイレクト納付」と「インターネットバンキング等による電子納税」があります。

電子納税の手段

※「期日を指定して納付」で納付日として指定可能なのは「納付期限」までの日付となります。

ダイレクト納付

今回は、特にお勧めしたいダイレクト納付（国税）をご紹介します。

ダイレクト納付とは、事前に税務署へ届出をしておけば、e-Taxを利用して電子申告等又は納付情報登録をした後に、簡単な操作で届出をした預貯金口座からの振替により、即時又は指定した期日に納付する事ができ、業務効率化につながる便利な納付手段です。

利用に当たっては、事前にe-Taxの利用開始手続を行った上、税務署又は利用される金融機関に専用の届出書を書面で提出していただく必要があります。

※個人の方は、専用の届出書をオンラインで提出することもできます。

利用開始手続

1．e-Taxの利用開始手続、納税用確認番号及び納税用カナ氏名・名称の登録

★パソコンを利用の方
https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SE00S010SCR.do

※ アクセス時、「環境チェック結果」という小窓画面が表示される場合があります。
その際のアクセス方法は、ページの下部「※補足」に記載しております。

★スマホ・タブレット利用の方
https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SESP0010SCRSP.do

2．利用になる預貯金口座でダイレクト納付が利用出来る事を確認
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/kinyu.htm

3．ダイレクト納付利用届出書（書面）を作成し、所轄の税務署へ提出

★入力用
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/pdf/24100030_direct_01-2.pdf

★手書用
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/pdf/24100030_2-2.pdf

4．ダイレクト納付利用開始時期の確認（届出書の提出から約1か月後）

★利用が可能な税金の種類等

・利用可能税目（税金の種類）
　全ての税目。但し、送信データにより利用出来ない税目があります。
・利用可能な金融機関・利用可能額
　利用可能な金融機関については、国税庁ホームページ「利用可能金融機関一覧」を確認下さい。

※利用可能額は、利用される金融機関によって異なります。
　国税庁ホームページ「利用可能金融機関一覧」の取扱可能金額桁数の欄で確認下さい。

★利用可能時間

・火曜日～金曜日　24時間
・月・土・日・休祝日　8時30分～24時
※確定申告の時期やメンテナンス日により変更があります。

★利用に当たっての注意事項等

・手数料
　不要です。
・領収書
　発行されません。納付が完了すると、メッセージが表示されるほか、e-Taxのメッセージボックスに完了通知が格納されます。
・納付書
　ダイレクト納付をご利用される場合、確定申告用の納付書は送付されません。

参考動画

YouTube「国税庁動画チャンネル」に、ダイレクト納付に必要な事前手続とダイレクト納付の操作方法を分かりやすく説明した動画もありますので、参考になされて下さい。

国税庁動画チャンネル　はじめよう！ダイレクト納付

掲載動画リスト

動画タイトル：はじめようダイレクト納付第１回 e-Tax開始編【福岡国税局】
※国税庁動画チャンネルより、転載しています。

※ 補足

パソコン用e-Taxサイトは、最初にアクセスした際「環境チェック結果」というタイトルの小窓画面が開き、設定の見直しを行ってくださいと指示されるケースがあります。閲覧だけしたい場合は、画面下の緑の「閉じる」ボタンを押して該当画面を閉じると、通常の操作ができるようになり、「初めてe-Taxを利用される方へ」等の情報を読むことができます。
登録などでサイトを利用する際は、拡張機能のインストールが必要です。小窓画面に記載されている、