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  • 2025.12.03
  • Category: あけぼの(社報)

【会報誌】あけぼの 2025年12月号

※Gはグループを意味します

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掲載内容一部抜粋

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内田会計グループ 代表 税理士 内田 佳伯

2025年を振り返って

師走を迎え、街にはクリスマスのイルミネーションが灯りはじめました。今年ももうすぐ終わりですね。2025年も色々なことがありました。

まず政治面では、高市早苗氏が日本初の女性総理大臣に就任し、連立政権が自公から自維へと変わりました。新政権は「賃上げと投資が牽引する成長型経済」を掲げ、企業の設備投資や人材確保を後押しする政策を打ち出しています。年末に向けて議論がすすむ税制改正にも、これが反映されると思われます。

話題になる部分では、基礎控除や給与所得控除の引き上げにより「103万円の壁」が160万円へと緩和されました。これにより就業調整が減るとの見方もありますが、時給も上がっていますので、壁に到達するタイミングも早まります。そのため、どれほど効果があるかは疑問です。法人税では、賃上げや設備投資の促進を行う方向が引き続き示されるものと思います。国の方針としては、元気な中小企業をより強くし、中堅企業へ育て、国全体の生産性を向上させようとしています。来年以降、防衛財源確保のため法人税率引き上げも予定されており、企業に対して内部留保をせずに投資や人件費アップにお金を回せ、というメッセージを感じます。

長崎県内に目を向けると、コロナ禍が明けて以降、観光客が戻って賑わっている印象はありました。昨年開業したスタジアムシティにも多くの人が訪れているようで、サッカーの試合の日には各地から駆け付けたサポーターの姿が多く見られます。一方で、高市首相の「存立危機事態」発言の影響で、中国からの観光客が激減する可能性があります。政治に左右される外国人観光客に頼らず、国内の観光客を長崎に呼び込めるかが問われる中、スタジアムシティの重要性は高まりそうです。

これから年末年始にかけて、年末調整や固定資産税の申告、そして所得税確定申告へと、クライアントの皆様には資料の準備等をお願いすることが増えてくるかと思います。お手数をおかけしますが、御協力のほど、よろしくお願いします。

最後になりましたが、2025年も大変お世話になりました。
来年も引き続き、よろしくお願いいたします。