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- 危機の回避から管理へ
- 目標達成できる経営体質づくり
- 介護報酬請求データの分析ソフトについて
- 長崎駅周辺地区の開発
- 税務カレンダー ・ セミナー案内・相談役からの一言
- 経理代行サービスについて ( 特別編 )
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掲載内容一部抜粋
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内田会計グループ 代表 長崎オフィス 所長 税理士 内田 佳伯
「危機の回避から管理へ」
年明け時点では僅かであった新型コロナウイルスの新規感染者数が、一週間ほど過ぎてから急激に増加してきました。年末年始の帰省で多くの人が移動するので感染増は予想されていたものの、これほど急増するとは多くの方が考えていなかったと思います。私も、ワクチン効果で抑えられるだろうと楽観的に考えていたので、驚きました。
幸い、今流行しているオミクロン株は重篤化しにくいそうですが、従業員が感染した場合に事業者に求められる対応は以前とさして変わっていないと思います。健康上の感染リスクは小さくとも、経営上の感染リスクは大きいままです。そして、もはや完全に感染を防ぐことは困難です。私が知る範囲でも、すでに感染があった事業者が多くいらっしゃいます。
感染者を出さないという危機回避だけでなく、感染者が出ることを念頭に、事業所内での感染拡大防止、出社できずとも仕事ができる環境作り、顧客や取引先への情報発信についての事前検討など、被害を極限するための危機管理(クライシスマネジメント)が必要かと思います。在宅勤務のために必要なWeb会議や、押印を不要とする電子上での決裁など、弊社でご支援できるものもありますので、弊社からお伺いする担当者にご相談ください。
あと一か月ほどで、本来の個人確定申告の期限である3月15日を迎えます。お客様には、申告資料の準備や内容確認等でお手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
昨年、一昨年は期限が一か月延長されましたが、今年はどうなるのでしょう。1月上旬に税務署の幹部の方に聞いた際は、今年こそは3月15日期限を厳守したいと仰っていましたが、現在の感染状況をみるとなかなか厳しいように思います。本原稿の記述時点である1月下旬段階ではまだ何も発表されていませんが、昨年は2月2日に期限延長が発表されていますので、この文章を皆さんがお読みになる頃には期限延長になっているかもしれませんね。
寒さが厳しい時期です。皆様、体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。