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  • 2023.11.28
  • Category: 未来会計 , 経営

経営計画で自社の将来のあるべき姿を描いてみませんか

投稿者:未来会計推進グループ

経営者の皆様、自社の将来のあるべき姿(=目標)は描けていらっしゃるでしょうか。

私たちを取り巻く環境は、ここ数年、コロナ感染症によるパンデミックから始まり、ウクライナ問題、円安、物価上昇と予想もつかない急激な変化を続けています。
先行きが不透明で、将来の予測が困難なVUCA(ブーカ)の時代に入っているのです。

※VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を合わせた造語です。

このような中、将来に対して常に不安を抱えている経営者の方は少なくないと思います。
日頃から経営者の方に接していて耳にすることが多いお悩みは、

  • コロナ関連融資の返済が開始し、資金繰りが不安
  • 人手が足りず、事業拡大に踏み切れない(事業の維持も苦しい)
  • 後継者不在もしくは後継者が育たず、今後の会社存続に危機感を持っている

などです。このような不安を払拭できる手段の一つに、「経営計画」の策定があります。

経営計画

経営計画とは、「達成すべき目標を明確にし、具体的な経営戦略を示したもの」です。

ただ、「経営計画はどうせ絵に描いた餅になるのではないか。」と考える方もいらっしゃると思います。
そうなる理由として、1つは現状分析がうまくできていないケース。もう1つは計画を管理する機能(意識面・行動面)を設けておらず、「作りっぱなし」になるケースが考えられます。

せっかく時間と労力をかけて策定した計画が絵にかいた餅にならないよう、未来会計における経営計画策定のメリットとポイントを確認してみましょう。

経営計画策定のメリット

  • 自社の現状を把握できる
  • 進むべき方向性、将来のあるべき姿を明確にできる
  • 社員と目的や目標を共有できる
  • 対外的な信用力向上につながる など

経営計画策定のポイント

①現状分析

経営計画を策定するには、まず現状分析が重要です。なぜなら、目標に対して現状との「差」が把握できていなければ、「課題」が抽出できず、具体的な行動に落とし込めないからです。これができていないと、計画における方向性や具体的な行動が思わぬ方向に向かってしまう可能性があります。

②管理機能

経営計画を作り上げても策定自体がゴールになっていないでしょうか?実行に移した後、都度目標との差を把握し、改善されているでしょうか?経営計画の目標を達成するためには、経営者自らが先頭に立ち、計画にコミットする意識を維持する事。計画進捗の中で、課題に対しての具体的行動の評価、取捨選択、修正を繰り返す行動を継続する事が必要です。

課題を価値に変えて続けていく経営サイクルを仕組みとして定着させる事が、目標達成への第一歩なのです。ただ、経営計画は必要とはわかっているのに緊急性が感じられず後回しになりやすいものです。そのような経営者のみなさん、不安が拭い去り切れない今こそ、私たちと一緒に将来のあるべき姿を経営計画で描いてみてはいかがでしょうか。


私たち未来会計推進グループは、毎月、経営計画策定のセミナー「将軍の日」を実施しています。

また、経営者の皆さんが目標達成ができる経営体質を構築できるよう、「MAS監査」に取り組んでいます。MAS監査とは、「経営計画」を基軸とした「経営サイクル」の確立と運営を支援する経営サポートサービスです。
過去に将軍の日をご利用くださった企業様のアンケート結果もご参考にご覧ください。

少しでもご興味がございましたら、担当者もしくは未来会計推進グループへお気軽にご相談ください。みなさんの将来のあるべき姿に向かう伴走者としてお手伝いさせていただきます。