厚生労働省より様々な統計情報が公開されておりますが、その中でも2年に一度、医師・歯科医師・薬剤師統計が公開されております。
今回は、令和2年度(2020年度)の歯科医師に関する統計情報の内、興味深い部分のご紹介をさせていただきます。
歯科医師統計の特徴
直接、統計情報をご覧になりたい方は下記リンクよりご覧頂ければと存じます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/20/dl/R02_kekka-2.pdf
歯科医師の男女差
歯科医師数の内女性は25%ですが、年代別で偏りが多く29歳以下では46.4%、30歳代では36.5%、40歳代で32.2%、50歳代20.6%、60歳代14.9%、70歳以上9.8%と年齢が上がるごとに下がっていきます。今後よりその差は縮まっていくものと考えられます。
歯科医師の平均年齢
平均では52.4歳ですが、診療所のみでは54.3歳、病院勤務は38.7歳と開きがあります。また、どちらも最近の調査では平均年齢は上がりつづけております。
県別での歯科医師数
人口対でみますと都市部の東京、大阪、福岡などが多いですが、新潟、岡山、広島、徳島、長崎なども多く大学の影響などがあるのではないかと思われます。尚、少ない県は青森県、島根県、滋賀県となっております。
なお、上記情報出典は上記URL、厚生労働省公開「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」より情報の利用規約に基づいて用いております。