インボイス制度がいよいよ始まりました。
消費税のルールを大きく変える制度であり、事業者は適切な対応をしなければ「仕入税額控除」ができなくなり、大きな損をするかもしれません。
インボイス制度対応、さらには2024年~電子帳簿保存法改正を見据えて、両者を同時に満たせる仕組みの導入が必要になります。
そこで、弥生シリーズご利用の事業者様に弥生の「スマート証憑管理」をご紹介します。
※証憑(しょうひょう)とは……取引の内容を示す証拠資料を指し、具体的には注文書,領収書、請求書,契約書,借用証書等、出勤簿、クレジットカードの明細書 等になります。
2023年10月1日~ インボイス制度で対応しなければいけないこと
☑ 受け取った証憑の登録番号を「適格請求書発行事業者公表サイト」で確認
- 登録番号が存在しているでしょうか。
- 登録番号が有効な状態でしょうか。
※取引日前に登録が完了してない、または失効・取消されている可能性あります。
☑ インボイス様式の確認
- 税率ごとに合計額、消費税額、適用税率が記載されているでしょうか。
記載事項が全て記載されていない場合、インボイス(適格請求書)として認められません。
☑ 7年間の保存義務
インボイスが「消費税を払った」という証明になりますのでしっかり保存しましょう。
2024年1月1日~ 電子帳簿保存法改正で対応しなければいけないこと
☑ 電子取引はデータ保存義務化(すべての法人・個人事業者が対象)
メールやECサイトから電子データで受領した証憑の紙保存ができなくなります。
☑ スキャナ保存(対応は任意)
紙で受領した証憑をスキャナやスマートフォンで読み取ることによって電子化して保存することです。
☑ 要件に沿った形で電子データ保存する
- データが改ざんされていないこと。
- 日付、取引先、金額をいつでも検索できるようにしておきましょう。
スマート証憑管理ならインボイス制度と電帳法双方に対応できます!
弥生のスマート証憑管理を利用すれば、上記すべてに対応可能です。それだけではありません。
搭載するAI-OCRによりアップロードした証憑の文字情報を自動で読み取り、弥生会計等のご使用の弥生会計シリーズに仕訳情報を連携することで仕訳の自動化を実現します。
法令改正対応だけではなく、デジタル化による業務効率化を図りたいという事業者のみなさま、ぜひ「スマート証憑管理」のご利用をご検討されることをおすすめします!
参考
公式ページ:弥生 スマート証憑管理
公式ページ:弥生 スマート証憑管理の使い方