介護施設・事業所及び障害福祉サービスにおける業務継続計画(BCP)の策定は2024年度より義務化されます。
そもそもBCP策定の義務化は、新型コロナウイルス感染拡大や自然災害の影響により、心身的なケアが必要な方に介護等サービスの中断や中止とならないように、有事の事業継続に向けた取り組みをカタチにすることを促すものです。
当然ながらBCP策定には介護福祉事業所の負担を強いることになります。各事業所ではチームや委員会を発足して策定に携わることになると思われますが、厚生労働省はその負担を低減するためにホームページ上でBCPガイドラインの感染症拡大と自然災害の2種類を公表し、研修動画とひな形も掲載しています。これを参考にして各事業所に適合したBCPを策定することが一番の近道と考えます。
また、これから2年間で多方面から研修が企画されると思いますので、そういった研修情報にもアンテナを張っておくことも大事だと考えます。(介護福祉部 部長・入江)
【厚生労働省ホームページ】
●介護施設・事業所向け研修
介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修