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掲載内容一部抜粋
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内田会計グループ 代表 税理士 内田 佳伯
緊急性は低いが重要な仕事
いつの間にか、もう9月です。今年も2/3が過ぎてしまいました。日々、目先の仕事に追われていると、あっという間に一年が終わってしまいますね。年初、今年やろうと思っていたのに、手つかずのまま終わってしまいそうなことがいくつもあります。
働く上での基本として、仕事には優先順位をつけるべし、と言われます。優先順位の付け方は一般に、優先度が高い順に【1】重要度が高く、緊急性も高い【2】重要度は低いが、緊急性が高い【3】重要度は高いが、緊急性が低い【4】重要度が低く、緊急性も低い、となっています。色々なビジネス本でよく見かける話なので、ご存じの方も多いでしょう。
この順位付けを見ると、優先されるのは緊急性が高い仕事、となっていますね。【1】が最優先なのは当然ですが、問題は【2】の「重要度は低いが、緊急性が高い」仕事だと思います。重要ではないので誰かに任せればいいのですが、重要ではないことは簡単なことが多いので、誰に任せるかと考えたり指示する時間を考えると、自分でやってしまったほうが早い、となりがちです。個人的な感覚では、【2】の仕事が一番量が多い気がします。急ぎだが重要ではない仕事に追われ、たまに重要かつ緊急性も高い仕事が入ってきてバタバタしつつ、気が付けば一日が終わってしまう・・・という方も多いのではないでしょうか。
そして、そのしわ寄せを食っているのが【3】の「重要度は高いが、緊急性が低い」仕事です。大事なことだとわかっていても、急ぎではないので後回しになってしまいます。この後回しになってしまいがちな【3】の代表的なものは、経営の長期戦略を考えることではないでしょうか。
経営者の一番大事な仕事は、経営の長期戦略を考えることだと思います。経営は環境適応業という言葉がありますが、環境に適応するためには環境変化を察知し、変わるべき方向を考え、準備をしておくことが大事でしょう。準備なしに変化の波を乗り越えるのは、かなり困難なことだと思います。
日々追われている「重要度は低いが、緊急性が高い」仕事から離れ、「重要度は高いが、緊急性が低い」仕事である長期戦略を考える時間を作ることが、経営者の大事な役割の一つだと思います。弊社の人間が訪問させていただく時間が、そのような時間になればいいな、と思っています。