業界を目指したきっかけ、入社の決め手を教えてください
大学を卒業した際には、今と違い長く続いた就職氷河期の真最中でした。その上体調を崩していたため、就職をあきらめ自宅療養、入院を繰り返していました。
そのような状況の中で、父が高校で商業科の教員をしていた縁で、簿記・税理士試験の勉強をはじめたことがこの業界をめざしたきっかけです。
また、父が定年退職を迎えお金について考えさせられたこと、医療機関に長らくお世話になったため、何か医療に係わるお仕事をしたいと思ったのもきっかけの一つです。
税理士試験合格後は別の会計事務所にお世話になり、大変よくしていただいていたのですが、内田会計は医療機関の顧客が多く、収入分析や事業承継対策等、他の会計事務所がやっていないハイレベルなことを行っていると聞き、「スキルアップしたい、医療機関により一層貢献したい」という気持ちから内田会計を志望しました。
業務の中で重視していることを教えてください。
自身で対応できる業務範囲を広げていくことは重要にしています。これまでは個人や法人の月次監査や決算を中心に業務を行ってきました。しかしながら、高齢化社会や後継者不足が進む中、お客様から相続や事業承継問題に関するご相談を頂く機会が増えています。事業を継続する上で相続や事業承継は、どうしても避けて通れない問題です。
最近では、月次や監査業務を継続しつつ、相続や事業承継に関する仕事も増やしています。また、毎月の監査をする中でも、相続や事業承継の視点をもってお客様に接することは重要です。
会社も私の目指したい方向を応援してくれていて、積極的に研修を受けさせてくれ、私が希望する仕事を任せてくれるため、非常に充実した仕事をさせていただいています。
今後の目標について教えてください。
将来的には、相続、事業承継に関し、お客様や社外向けにセミナーを開くなど対外的な活動をしていきたいなという思いがあります。また、社内においては他の職員が作成したものを精査してサポートできたらと考えています。
そのために、まずは1件1件の仕事を丁寧にこなし、また、事業承継に関して積極的に提案をしていけるように日々努力したいと思っています。
どのような人が、この業界に向いていますか?
一番は、コミュニケーションがしっかり取れる人です。
我々は数字を扱いますが、その数字はお客様の大切な資産や資金であったり、納税額だったりするわけです。デリケートな内容を含みますので、しっかりお客様の話を聞いて、親身になれる人が向いていると思います。