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  • 2022.12.06
  • Category: あけぼの(社報)

【会報誌】あけぼの 2022年12月号

LINE UP:

  • 今年もお世話になりました ~長崎オフィス所長よりご挨拶~
  • 修繕費と資本的支出
  • スーパーシティ、デジタル田園健康特区について
  • スミッシングメールに注意を!
  • 税務カレンダー ・ 相談役からの一言
  • 【特別編】決算書は「企業の健康診断書(過去)」経営計画書は「企業の処方箋(未来)」
  • 【特別編】まだ間に合う!電子帳簿保存法 第1回

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掲載内容一部抜粋

Message

内田会計グループ 代表 長崎オフィス 所長 税理士 内田 佳伯

今年もお世話になりました

 早いもので、2022年もまもなく終わりですね。年々、一年が過ぎるのが早くなっているように感じます。今年も一年間、多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。

 一年間の締めくくりに今年を振り返ってみると、国外ではロシアによるウクライナの侵攻、国内では安倍元首相が銃撃され亡くなられた事件が強く印象に残っています。
ロシアのウクライナ侵攻では、当初は短期間でロシア軍がウクライナの首都を占領すると言われていましたが、予想を覆してウクライナ軍はロシア軍を阻止し、押し返しつつあります。そうなった理由として専門家が挙げていたのが、ウクライナ軍がロシアの侵攻を想定して早くから備えていたことでした。リスクを想定し、それに備えておくことがいかに大事で有効かを示す実例だと思います。今も多くの両軍兵士やウクライナ市民に犠牲が出ています。一刻も早く、両国に平和が訪れることを願っています。

 安倍元首相の銃撃事件は、旧統一教会についての問題に拡大し、多くの政治家が選挙協力などを通じて旧統一教会と関係を持っていたことが発覚しました。問題あり、とわかっている団体となぜ付き合っていたのかと不思議に思いますが、選挙協力という即物的な理由のほかに、周囲の政治家も付き合っているのだから大丈夫だろう、という集団心理もあったのではないでしょうか。自分たちの行動は正しいのか、社会的に、第三者的にどう見えるのか、を常に考えることが大事だと思いました。

 仕事に関しては、今年は補助金の申請が多く、弊社が顧問をしているお客様のみならず、お客様や取引先様からご紹介をいただいて顧問先以外のお客様のお手伝いもさせていただきました。IT導入補助金は約30件、事業再構築補助金は10件弱の採択の実績ができました。

 事業承継の相談も複数あり、うち1件は無事に引き継ぎ先が見つかり話がまとまりました。オーナーは譲渡代金を退職金代わりにしてハッピーリタイアメントができ、社員の皆さんはそのまま雇用継続ができました。取引先も事業が継続されてホッとしたそうです。相手探しは簡単ではないですが、検討してみる価値はあると思います。

 これらは弊社の本業である税務会計からは少し外れますが、地元の経済や社会のお役に立てる仕事だったと思います。2023年もクライアントのお役に立てる仕事を幅広くおこなっていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

それでは皆様、よいお年をお迎えください!