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  • 2021.10.08
  • Category: あけぼの(社報)

【会報誌】あけぼの 2021年10月号

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  • 女性が働きやすい職場 長崎オフィス所長よりご挨拶
  • 小規模企業共済制度について
  • 年末調整資料の早期準備のお願い
  • 税務カレンダー ・ 職域接種を進めています・相談役からの一言

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掲載内容一部抜粋

Message

長崎オフィス 所長 税理士 内田 佳伯

「女性が働きやすい職場」

 これまで本情報誌では、巻頭のご挨拶を私と内田延佳が交互に書いておりましたが、9月から内田延佳の肩書が「相談役」となり、これを機に巻頭のご挨拶は私が書き、内田延佳は巻末に「コラム」を書く、と役割分担することにいたしました。コラムでは、これまでのご挨拶よりも肩の力を抜いて、気楽に書いてもらおうと思っていますが・・・、今回の内容はまだまだ固いですね。併せてご一読いただけると幸いです。

 一年前に就任した菅総理が事実上の辞任となる総裁選不出馬を表明し、自民党は10月の衆院選に新総理を顔として臨むことになりました。本原稿は9月21日に執筆しているのですが、河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏が総裁選に立候補しています。本稿を皆さんがお読みになっている時点では、すでに新総理が決まっているはずです。

 菅総理の政策の是非はさておき、最初から最後までコロナ対応に振り回された菅総理は無念だったと思います。菅総理に限らず、多くのトップがこの2年間は、本当にやりたかったことができないまま、コロナ対応に追われたのだと思います。やりたいことがあっても、それをできる機会に恵まれるとは限らないことを痛感します。できるときにやっておけばよかった、と後悔しないように、機会が得られたら積極的に行動しないといけないな、と改めて思いました。

 今回の総裁選の候補者は半分が女性です。人類の半分は女性なので、当たり前といえば当たり前なのですが、女性の社会進出が遅れていると言われる日本もついにここまで来たのか、と感慨深いです。女性活躍、ジェンダー、ダイバーシティなどと言われていますが、こういう現実が最も社会の変化を象徴しています。

 人口減に伴う労働力不足を補うという消極的な理由ではなく、多様な視点を商品やサービスに活かすという積極的な理由で女性に活躍してもらえるかどうかが、会社の将来を左右する鍵となっていると思います。女性が働きやすい職場作りは、今後の経営の大きなポイントですね。弊社も、社員数の半分以上が女性であり、部長、課長、主任クラスで女性が活躍しています。

 気温が急に下がる時期になりました。熱でも出すといろいろな面で大変なご時世ですので、皆様、体調にはお気をつけください。