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掲載内容一部抜粋
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内田会計グループ 代表 長崎オフィス 所長 税理士 内田 佳伯
人との縁を大切に
4月に入り、暖かい日が多くなってきました。1カ月前まではコートを着る日もありましたが、もう春本番を迎えています。
4月を前に、お世話になった方々が幾人も、異動の挨拶にお見えになりました。切っ掛けは仕事だったとはいえ、何度もお会いしてお互いの仕事の話をし、時には冗談を言って笑い合い、一緒にお酒を酌み交わした方もいらっしゃいます。同じ長崎で働く方であれば再会の機会もあるでしょうが、全国に転勤する方は、二度とお会いすることがないかもしれません。一期一会とはいえ、せっかく縁ができた方との別れは寂しいですね。
一方で4月は新たな出会いの時期です。異動された方が後任として紹介してくださった方々と、新たな縁が結ばれます。また、主に新卒の方になりますが、新入社員が入社するのも4月です。弊社は、最近は社会人経験者の採用のほうが多いのですが、今年4月は大学を卒業したばかりの新卒社員が2名、入社します。社会に出て働く最初の職場が弊社になるので、責任重大です。長く続く良いご縁になることを願います。
出会いと別れの季節です。新たな出会いで繋がった縁を大切にし、別れのときも再びどこかで繋がることを願って笑顔で握手をして別れたいものです。先日、佐賀で働いていたときにお世話になった先輩で、今は久留米に住まれている方と、秋田で遭遇するということがありました。数年前には、佐世保でお世話になった方が、東京出張で泊まったホテルの朝食会場で隣のテーブルに座っていた、ということもありました。1億2600万人も人が住んで、小さいと言われても37万8000㎢というヨーロッパの大半の国より大きな国土を持つ日本で、旅先でバッタリお会いするなど、縁としか言いようがありません。
歳を召された方ほど、人との縁が大事とおっしゃいます。経験から得られた真実なのだと思います。誰かを助けたことも、裏切ったことも、いつか自分に返ってくるのでしょう。これまで結ばれた縁も、新たに結ばれた縁も、大事にして生きていきたいものですね。
